こんにちは。会社員のいしざき(@zaki84920)です。
ありがたいことに、我が社では年に1回、健康診断を受けさせてくれます(普通か・・)。
そして、我が社が加入している健康保険組合では、「オプション測定」といって、有料ではありますが自分で希望する検査を受けられる制度があります。
僕はそんなオプション測定で、毎年お願いしている”ある項目”がありますので、ご紹介します。
ランナーの貧血予防に最も重要な指標です。
ランナーの貧血予防に重要な「フェリチン」
フェリチン。別名、内臓貯蔵鉄。
ざっくり言うと「血液の材料としての貯蔵鉄が、どのくらい残っているか」という指標です。
画像にもあるように、基準値下限である17を下回ると、貯蔵鉄が底をつき、貧血予備群または貧血状態になっていると言えます。
貧血検査=ヘモグロビン?
ランナーの貧血検査、というと「ヘモグロビンの数値が〜」という議論が多いようですが、僕はあまりヘモグロビンの値は重要で無いと考えています。
ランナーは頻繁に脱水状態になりますから、適応として血液中の水分量も増えていきます。
ヘモグロビンはg/dl、つまり「体積あたりの質量」で示されますから、血中水分量が増えると、ヘモグロビン値は減少します。
逆に言えば、ヘモグロビンの値が低くても、フェリチンの値が高ければ、それは血液中に十分な赤血球が作られているわけですから、問題ないということです。
ヘモグロビン値が低く、フェリチンの値が高い状態が、「ランナーとしては」もっとも良い身体の状態であると思っています。
(現に僕は、画像のように、ヘモグロビン値は下限に近いですが、フェリチン値は十分量を保持しています。)
ちなみに・・・僕のフェリチン値
今年の健康診断は3月初旬でした。
僕のフェリチン値は153。昨年は計測しませんでしたが、一昨年は147、その前は173と、高い値をキープしています。
食生活での注意点は、また改めてまとめたいと思いますが、
僕がいま、貧血予防のために気を付けていることは、
- 不足が無いこと(足りないより食べ過ぎの方がマシ)
- 美味しく楽しく食べること(食べることをストレスにしない)
- オーバートレーニングへの配慮(やりすぎず継続することが大事)
この3点かな、と思っています。
定期的に、正しく経過観察をすることが、大切ですね。