
こんにちは。ランニングコーチのいしざき(@zaki84920)です。
今日はリスタートランニングクラブの多摩練習会で、ビルドアップ走を行いました。
距離は12km。フルマラソンを目指す人にとっては「短め」ともいえる距離で、ペースを間違えても何とか走り切れてしまう距離。
ビルドアップ走、どんなことに意識をして走れば、良いでしょうか。
肝は「段階的に」「計画的に」ペースを上げていくこと
ビルドアップ走は、ペース設定が非常に大切です。
このメニューはタイムトライアル系のメニューとは違い、身体に強い刺激を与えることよりも、動きやペースをコントロールすることに比重を置いたメニューです。
12kmのビルドアップであれば、2~3kmごとにキロ10秒上げる、等の予定を決めて段階的に上げていくこと、
そして決めたペースを守って走り、決めたペースの中で如何に楽なフォームを追求できるか、が大切です。
「身体が動くままにどんどんペースアップして、こんな良いタイムで走れた!!」
という成功体験も、時には必要ですが、ビルドアップ走の目的はそこにはありません。
「身体が動くままにペースを決める」が癖になってしまうと、マラソンでも同じことをして、30km過ぎにThe END...記憶にある方も多いと思います。
ビルドアップ走は、段階的に&計画的に、ペースをコントロールすることが大切
もし、ビルドアップ練習で「身体の求めるままにペースを上げてしまった」という方は、
その次の練習機会ではしっかりペースコントロールを意識できると、全体としてバランスの良い組立てになると思います。
・・・ということを、練習会の中で会員さんにお伝えしました。
みなさん、お疲れ様でした。
午前はリスタート練習会。
12kmビルドアップ5'00→4'00。ビルドアップは心肺や筋力への負荷だけでなくペースコントロールも大事な要素。身体の動くままに加速していくだけでなく、制御してペースを作り、その中での効率性を求めていく考え方も大事。
どちらを大事にするか考えながら走らないとね pic.twitter.com/dxKTTiJv8V— zaki (@zaki84920) November 21, 2020