ランニング障害はなぜ再発するのか

こんにちは。ランニングコーチのいしざき(@zaki84920)です。

長距離ランニングを続けていると、避けて通ることのできない「痛み」の数々。

シンスプリント、肉離れ、足底筋膜炎、疲労骨折・・・数々の故障(ランニング障害)を経験してきた僕が見つけた「大事なこと」を書きます。

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なぜ、ランニング障害は再発するのか。

生身の人間ですから、同じ動きを繰り返していれば、当然疲労が溜まります。

疲労がたまり、限界を超えると、それは痛みに変わります。

疲労や痛みは適切な休養を挟むことで回復させることができますが、回復が追い付かず、痛みが引かなくなると、それは「ランニング障害」いわゆる”故障”と呼ばれる状態になります。

 

痛み=弱点の表面化

痛みが出るということは、その部分の弱さ(筋力の強度だけでなく、可動域等の要素も含めて)が表面化しているということ。

休んで痛みが無くなっても、また同じ動きを繰り返せば、いずれまた痛み出すのは当然です。

 

自分の弱い部分を、補っていかなければ、故障を”完治”させることはできません。

 

逆に言えば、痛みが出る「弱い部分」は、長い歴史で積み上げてきた自分の特性ですから、

その弱さを補強するエクササイズをして故障が治っても、エクササイズをやめれば再発の可能性は否めません。

本当の意味で故障を完治させるには、弱点補強のエクササイズ(=予防策)を、ウォームアップやトレーニングの一部として完全に取り込んでしまう必要があります。

 

僕の場合、いろんな場所を痛めすぎて、ウォーミングアップでやらなきゃいけないことが、どんどん増え続けています。笑

でも、弱点補強エクササイズを多数種類抱えることで、身体が変化し、故障そのものが起きにくくなっています。

少しずつですが、記録も更新できています。

 

「ダイエットは痩せた後が大事」などと言いますが、故障も同じこと。

故障はランニング習慣の結果ですから、治癒後はランニング習慣そのものを、見直さなくてはなりません。

 

今日のまとめ

ランニング障害を再発させないために必要なこと。

  • ランニング障害は「身体の弱点が表面化している状態」と理解する
  • ランニング障害の再発予防には弱点補強エクササイズの継続が必要

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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