こんにちは。スカイランナーのいしざき(@zaki84920)です。
4月20日(土)にバーティカルを走った翌日、4月21日(日)はスカイレースが待っていました。
このスカイレースも、世界シリーズの開幕戦。
しかもバーティカルとは違い、参加者の約半数を海外招待選手が占めるなど、本格的に「世界」を感じるレースとなりました。
前日受付
装備品のチェック。「ホイッスルが鳴るか」等、細かくチェックされました。
「サバイバルバッグ」がエマージェンシーシートのことだった、というのが落とし穴でした(持ってて良かった)。
コース説明。日本語と英語、同時通訳でコースが説明されていました。
元々、33kmで予定されていたコースは短縮され23kmに。
しかし、大会プロデューサー松永さんの「やっぱり粟ケ岳の雪を走ってもらいたい」という思いから、「北五百川合流地点」から雪道を上り、前日のバーティカルと同じルートを辿るコースとなりました。
(右のほうにチョロっと出ている部分。こうやってみると簡単そうですが、ココがものすごくキツイんです。。)
トレイルレースでは珍しい往復コース!
当初の周回コースでは、味わうことのなかった「世界のトップとすれ違う」が体験でき、非常に貴重な経験となりました。
前半を飛ばし目に(笑)頑張ったおかげもあって、トップで戻ってきた上田瑠偉選手の走りから、すべてのランナーの下りを観戦することができました。
やぱり、世界のトップってすごい。
僕が感じた世界の凄さを5つ。
とにかく身体がデカい(頑丈そう)
スタート前から、海外勢はみな縦にも横にもデカイ。
もちろん、太っているという意味ではなく、ガッチリと鍛えている、という意味で。
そもそも平地を走るのが速い
かと思いきや、よーいドン!の合図とともに、すごいスピードで走り出していく。
おそらく、最初のロード区間はキロ3分ぐらいで行ってるんじゃないかと。
僕も一応はトラックランナー。最初ぐらいは世界と一緒に・・などという希望は一瞬にして崩れ去りました(キロ3分20−30ぐらいで飛ばしたんだけど、女子トップと並走でした・・><)。
歩くのもめちゃくちゃ速い
結局、僕は女子トップあたりと前半を争うわけですが、
林道に入った瞬間に、頑張って走っているはずの僕を女子トップ選手が歩いて抜いていきます。
意外にも女子トップは華奢なのですが、脚が長く一歩はデカイ。
男子の上位選手が話していましたが、男子のトップ選手も身体がデカイので一歩が大きく、そして力強いのだとか。。
普通に転ぶけど復帰が早い
僕が往復コースに差し掛かったところで、ちょうどトップを走っていた瑠偉選手が下りてきました。
彼はものすごく下りが上手で、雪解け水でドロドロになっている急斜面を、ほとんど転ぶことなく降っていました(どうやってるんだ・・と不思議なくらい)。
2番手から10番手くらいの海外選手は、意外にも不器用(?)で、何度も派手に転ぶのですが、転んでも速い。笑
地響きがするような転倒の直後、気がつけばもう立ち上がって先に進んでいます。
尻餅をついて「Oh!」とか叫んでて普通に痛そうでしたが、転び慣れている感じです。
・ ・ ・
世界のすごさを見せつけられたとともに、ちょっと正直「努力で近づける可能性がある」と感じる部分もあり、
これからのトレーニング、より一層頑張ろう!と思えた1日でした。
僕の結果。44位。またゾロ目(笑)
出走は67人ですから、下位1/3といったところでしょうか。
前日のバーティカルから、当日は最初のロード5kmをかなり飛ばしてしまいましたので、終盤の雪道は完全に脚が止まっていました。。
せっかく前日に、良いペース配分ができたと手応えを感じていたのに、ちょっと勿体無いレースをしてしまいました。
なにごとも、ペース配分って大事。
どんなに鍛えていても、自分の力を越えて飛ばしてしまえば、ペースは落ち脚は棒になる。強化だけでなく配分を理解&実践していくことの重要性。マラソンもトレイルも、たぶん他のスポーツも同じ。
— zaki(いしざき) (@zaki84920) April 22, 2019
泥だらけ。
もちろん下り坂では転びまくり、、雪道は滑り台。泥道では何度、尻餅をついたことか・・・
一週間たった今でも、ちょっとお尻が痛いです。
これも良い思い出か。笑(なかなか経験できないからね)
ソックス:INNER FACT5本指
今年の山レースで足元を支えてくれているINNER FACT。
今回は薄手の5本指ソックスを使用しました。
雪や泥で靴がドロドロになっても、あまり保水せずカラッとしてくれている印象でした。