マラソン当日に腹痛に襲われる原因(事例)

こんにちは。ランニングコーチのいしざき(@zaki84920)です。

本日の午前中は、リスタート多摩練習会のペースメーカーでした。

たいへん暑い中での練習会となりましたが、いつものレギュラーメンバー(?)を中心に、たくさんの会員さんが参加してくださいました。

 

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本日のメニュー:12km走

僕の担当はAチーム(設定4分45→30)。とはいえ、今日はお一人だったため、マンツーマンに。

とてもリズムよく走られていて、設定よりもだいぶ速いペース(4分30→10)で推移。引っ張る方も大変でした(笑)

 

他の会員さんも、明日レースを控えていたり、レース直後だったりと、各自の判断でペースを落としたり、減らしたりしながら、調整をしました。

 

会員さんとの会話:レース中に腹痛に襲われるのは何故?

練習が終わった後に、一緒に走っていた会員さんが、少し前に走ったレースのときの話をしてくださいました。

その方、普段朝食をあまり食べないらしく、朝から色々と食べ物を詰め込むことに苦痛を感じていた様子。

そして当日は腹痛を起こしてしまい、せっかくのレースが惨憺たる結果だったんだとか。

 

フルマラソンの日はエネルギーが必要だからたくさん食べなきゃ!と、頑張って朝食を食べていたそうです。

 

僕も、かつてはそうだったなぁ、と思いながら、自分なりのやり方を、お伝えしました。

 

(その方に通じるかどうかは要検証、と前置きをしたうえで)

  • 僕は普段、基本的に朝食は食べない人である。
  • かつては僕も、レース前だからと沢山食べ過ぎて、内臓に慣れない負荷をかけて、失敗を繰り返してきた。でも今は違う。
  • ハーフマラソンまでのレースなら、朝食はほぼ食べない(バナナ1本ぐらいが限度)。
  • フルマラソンの時も、おにぎり、バナナ、プラス何か、ぐらい。
  • 日頃から朝食なしで30km走などを繰り返していれば、レース本番では、それほど朝食を食べなくてもある程度走れる。
  • 内臓の好不調は、レース結果にかなり影響を及ぼす。ストレスも想像以上にエネルギーを使う。だから、エネルギーを蓄えることにストレスをかけるより、多少のエネルギー不足になってもストレスを排除していくことの方が、僕にとっては重要なこと。

 

僕も、まだフルマラソンは道半ばではありますが、何かの参考になればと、お伝えをさせていただきました。

 

会員さん、「マラソンの前は食べなきゃ!」という固定観念のようなものを持っていたらしく、違う考え方があるということを知って、少し気が楽になった、と言ってくださいました。

 

どちらが正しい、という議論をしたいわけではありません。

(たぶん、一般的には、僕のやり方が”常識外”なんだと思いますが。。)

 

今日の会話の大事なところは「自分の身体に合った方法が、常識から外れていることだって有り得る」ということ。

そして、あらゆるノウハウ本が、あれを食べよ、とか、これをせよ、といった「足し算」ばかりなのに対し、必要だったのは「引き算」だということ。

 

僕の失敗体験が、誰かの成功体験の手助けになる(かもしれない)。

これって、とても幸せなことです。

 

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