移住先は埼玉県寄居町。ランニング環境は想像以上に素晴らしい町。

こんにちは。市民ランナーのいしざきです。

今年の夏、ぼくは18年半住み慣れた神奈川県相模原市を離れ、埼玉県寄居町へ引っ越しました。

妻の実家が埼玉県にある関係で、この先の人生を考えた場所の選択でしたが、住み始めてみると思った以上にランニングに適した街であることが分かりました。

(ちょっとガチめのランナー向けかもしれません)

 

そんな寄居町を、ランナー目線でご紹介。

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寄居町ランニング施設

まずは、寄居町内にあるランニングコースから。

三ケ山公園(400m全天候トラック)

三ケ山公園トラック 全天候

無料で利用できる全天候トラック。

ただし、貸切利用が入っているタイミングでは注意が必要です。

僕が見た限りでは、土日祝日の午前(8時~13時)は全て地元の陸上クラブが貸切を押さえていますので、無難に練習するなら午後が良いでしょう。

平日はほとんど誰もいませんので集中して練習することができます。ただ僕も何度か、平日に行ってみたら大人数で運動会をやっていた・・なんてこともありますから、保証はできません。

貸切予定はインターネットで公開されていませんが、現地に向こう2か月分の貸切カレンダーが掲示されています。

 

寄居運動公園(400m土トラック&芝生周回コース)

正直なところ土のトラックで練習をすると利用後に整地を要するため、あまり使いたいとは思いませんが、ここの土トラック周囲が芝生(のような背の低い雑草)で囲まれているため、ジョギングや中強度練習にちょうど良いです。

400mトラックの1レーンからおおよそ6~7mほど外側を走りますので、一周だいたい440mほどあります。

距離とペースの計算が少々ややこしいですが、ここでの目安タイムが分かってくるとすごく使い道のあるコースです。

 

※芝生部分の一番外側を走ると一周500mのコースを確保できることがわかりました。

 

中間平緑地公園(クロカン?トレイル?周回コース)

寄居町内には高強度練習ができるような、いわゆる「走れるクロカンコース」はありませんが、中間平緑地公園であればある程度クロカンっぽい練習をすることは可能です。

少々足場に石がゴロゴロしていたり、急坂があったり階段があったりと、トレイルコースに近い要素が多々ありますが、基本的には周回を通して走り通せるコースです。

コース後半は人通りが少ないため、1周目はウォーミングアップがてら蜘蛛の巣を除去する周回とし、2周目から本練習を開始するような流れで利用しています。

 

円良田湖周回(または片道)ロードコース

実は寄居町内には、いわゆる「距離走」「ロング走」を快適に行えるコースがなかなか見つかりません。

僕が今のところ見つけた場所としては、おそらく円良田湖が最適なコースといえそうです。

 

円良田湖周回の西側は少し車の交通量が多く、歩道のない区間が危なっかしいので、東側の細道のほうが走りやすいと思います。逆にこちら側で車が来ると少し避けづらいですが、本当に時々しか来ないのであまり心配する必要はありません。

 

トレイルランのコースは多彩!

田舎ですもん!山走るコースなんてたくさんありますよ(失礼)

鐘撞堂山(かねつきどうざん)

おそらく寄居町内で最も多くの人が訪れる登山(ハイキング)コース。

早朝から多くの人が歩いているので、蜘蛛の巣などを気にせず走れるのがGood。

麓からの標高差は200m程度。傾斜もきつくないですが1.5kmほどのバーティカルもあり適度に良いトレーニングになるコース。

 

波久礼駅~陣見山

波久礼駅から亀の井ホテルの脇にあるトレイル入口を経て、長瀞方面~陣見山へ向かうコースです。

いわゆる「長瀞アルプス」を走るので、入口より先はほぼ長瀞町ですが、寄居町を発着して走ることができるトレイルコースです。

ただ、寄居町方面から行こうとすると夏場は少し蜘蛛の巣が多い印象。特に平日は登山客が少ないため蜘蛛の巣との闘いが待っている可能性が大です(僕もあまり行かなくなってしまいました)。休日なら割と大丈夫でした。

 

風のみち遊歩道

トレイルランのコースとしてはアップダウンも少なくEasyなコースに分類されますが、このコースは何といっても「気持ちが良い!」の一言に尽きます。

おすすめは夏。「日本水(やまとみず)」と呼ばれる湧水地から流れる清流沿いを走るこのコースは、全編ほぼ日陰という条件も相まって涼しげに走り通すことができます。

一般向けハイキングコースであるため遊歩道自体の距離は短め(3kmぐらい)ですが、遊歩道と中間平緑地公園が繋がっていますので、長く走りたい人にも十分使えるコースです。

 

(意外と)ランナーの町、寄居町。

このようにランナーにとって(意外と!?)優れた環境が揃う寄居町。

実は、寄居町内には実業団の強豪、HONDA陸上部の本拠地(HONDA寄居工場)があります。

かの有名な設楽兄弟も寄居町出身で、他にも2024年のニューイヤー駅伝では小山司選手、内田健太選手を含め4名の選手が活躍されました。

意外にも?2023年の埼玉県中学駅伝では寄居町の男衾中学校が優勝するなど、長距離走が盛んな街だったようです(知りませんでした)。

 

ランナーにとって恵まれた環境が多くの選手を生み出しているのかもしれません。

この記事にたどり着いたランナーの方も、ぜひ一度寄居町を走ってみてはいかがでしょうか?

 

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