山梨のほうの大室山

こんにちは。スカイランナーいしざき(@zaki84920)です。

神奈川県相模原市のお隣、山梨県道志村にある大室山でバーティカルレースが開催されるというので、参加してみることにしました。

 

いつも、バーティカルのレースはSkyrunnerJapanシリーズばかりなので、宮原さん、新牛込さんなど日本のトップランナーが集結しており上位など狙いようがありません。

そういう意味で、こういったローカルなバーティカルレースがどんな感じなのか、興味津々でしたが、結局トップの皆さんは招待選手として呼ばれていましたw

(なのでスタート前から自分の走りに集中することができたと思います。笑)

 

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山梨県の大室山

じつは、日本にはもう一つ、有名な「大室山」があります。

Google画像検索で「大室山」と入れると、伊豆半島(伊東市)にある大室山ばかり出てきます。

 

綺麗ですね。

 

 

こちら(山梨)の大室山は、山頂から何も見えない地味な山です。

 

山頂。景色は皆無。

 

 

普通、バーティカルといえば、山頂から見る最高の景色!がその醍醐味、そのために頑張る、みたいなモチベーションがありますが、

この大室山に関しては、それすら無し。

 

▼粟ケ岳

 

▼尾瀬岩鞍

 

▼上田太郎山

 

▼烏帽子岳

 

▼琵琶湖バレイ

 

▼大室山

 

ただ苦しんで、苦しんで「山頂だよ」と示されたポイントに向かう。

こんな修行みたいなレースなのに、どこか達成感に包まれる。

 

ここには、3.5kmで1,100m以上も上るという素晴らしいバーティカルコースがある!

きっと、そのコースの厳しさ、斜度の高さが、景色の良さに劣らない魅力を持ってくれているのでしょう。

 

そんなわけで、走ってきました。大室山バーティカル!

(前置き長い)

 

大室山バーティカル 3.5km/1,137mD+

 

男子総合15位
39歳以下10位
招待選手を除き年代別5位

どれを取っても「微妙な結果」でした。。

 

スタート直後こそ、5分程度は走れたものの、傾斜のキツさに早い段階から歩いてしまう割合が多くなる。。

傾斜が緩くなると走り、キツくなると歩き・・を繰り返し、とりあえず進んではいるが遅さを実感しながら辛うじて進んでいる状態。

 

「富士登山駅伝が終わって休養時期だから、仕方ないか。」

「先週の駒ヶ根合宿の疲れがあるから、仕方ないか。」

「昨日、リスタートのダブルヘッダーで沢山走ってるから、仕方ないか。」

 

などなど、休んでるんだか疲れてるんだか、やや矛盾とも思える言い訳が、次々に出てくる。

後ろからスタートした選手数名に抜かれるたびに、あぁ自分はなんて弱いんだ、と思わざるを得ない。

 

会場。こじんまりしたレースでした。

 

バーティカルは自分の弱さと向き合う時間。

富士登山駅伝が終わって、気持ちの緩みがそのまま出た結果になりました。

 

鍛え直したいところですが、ちょっと疲れているような、、おそらく登山駅伝がどうのこうの、ではなくその後のトレーニングでうまく疲労抜きのリズムが噛み合っていないような気がします。

 

ハセツネCUPまで1ヶ月少々、今が一番厳しい時期かもしれませんが、

走り込みの時期は、つい「今は疲れていても仕方がない」などと考えて、疲労抜きを怠りやすくなってしまうので、

「疲労があって当たり前」ではなく、疲労を軽減しながらトレーニングが継続できるよう、うまく強度を調整しながらやっていきます。

 

39歳以下男子の結果。

 

もともと、ここ数年は、あまり長期的に疲労を溜め込まないよう注意していましたが、時々、今回のようにうまくリズムが噛み合わないことがあります。

そういう時は、一週間ほどしっかり休んで、リフレッシュしていました。

 

いまの僕に、それをする勇気があるかどうか・・笑

もうちょっと、様子を見てみたいと思います。

 

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