こんにちは。橋本走友会のいしざき(@zaki84920)です。
一年で最も大事なレース、富士登山駅伝が終わりました。
僕のランニング人生の中でも、一つのターニングポイントになりそうな濃密な一日を、丁寧に振り返ってみたいと思います。
自分の、備忘録を兼ねて。
5区(上り)4.24km 1,017mD+(↑24.0%)
<結果>区間13位 54分23秒 16位→14位
下りで区間賞を取ったことにより、この駅伝すべてが良かったかのように語ってきてしまいましたが、
5区の走りは残念な走りと言わざるを得ませんでした。
想定通過と結果は以下の通り。
4区三好から襷をもらい、最初のチェックポイントまでは順調。
それほど脚の疲労感はなく、路面の滑りもなく上手く砂をキャッチできている。
通過タイム的にも、51分台が狙えるペース。
今まで取り組んできた『5区でのスピード』を体現できているのが分かりました。(参考:準備編)
良い感じ。
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しかし、程なくして暑さによるものなのか、動きが鈍くなってきました。なんか苦しい。
そのあとの長い直線道で、はっきりと『身体に力が入らない感覚』を認識しました。
試走のときは、もっとこう、、限界ギリギリのところでガシガシと大きな動きを続けられていたはずなのですが、
今日はなんだか動きが小さい。
大きな動きをするとすぐに、身体が重くなる。。
『これは遅い…』
廃小屋の通過は24分37秒。
意外にも過去最速の通過となりましたが、入りのペースが良かったことを考えると、ペースが落ちているように感じるのは、おそらく間違っていない。
なんとか、落ちを食い止めなきゃ。
廃小屋を過ぎた後の急登で、ペースアップを試みる。
やっぱり動かない。
これは暑さのせい?
確かに、喉はだいぶ乾いてる。身体が水を欲してる。
水を持ってくるべきだったのかな。。
後悔の念を振り払いながら走った新6合目までの区間は13分23秒。
過去最も悪い区間タイム。。
この区間、最終調整で11分40秒だったから、12分30秒ぐらいで行けると踏んでいたのに。。
新6合目通過が38分ちょうどだったので、この調子で落ちていくと54分を超えてしまうことを悟る。
マジかよ。何のために毎週ここに来てたんだ。。
そこから、何とか一秒でも速く前へ、前へと、進みましたが、54分台のタイムで6区西山さんへリレー。
最低ラインだと思っていた53分台にすら届かない数字を、しばらく受け入れることができませんでした。
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54分23秒。
結果的には区間順位的には13位と、過去最高順位でした。
やはり暑さのせいでタイムを落としている選手が多かったようで、
結果だけを見れば「最低限の仕事だけはできた」と表現しても良いのかも知れませんが、
入賞を狙うチームの一員として、ここまで時間とお金をかけて準備をしてきたのに、
区間13位、そしてこの記録は正直、残念な結果だと思っています。
僕のような完全デスクワークのサラリーマンにとって、暑さ対策は重要課題です。
今思えば、毎日快適な室内で昼間を過ごし、正直『山区間は涼しいから大丈夫だろう』と、暑熱順化を怠っていたことは、大きな失態でした。
富士登山駅伝は2年続けて、猛暑の中でのレースとなっています。
今年は特に、標高2700mを超えても暑さを感じる厳しいコンディションとなりましたが、おそらくこの流れは来年も変わらないでしょう。
3年連続で走った5区。
区間順位は17位→16位→13位と、一段一段、上がり続けています。
一方、タイムは52分台→53分台→54分台。一段一段、落ちています。。
まだまだ、多くの課題が見つかった5区でした。反省。