大人の故障は治りづらい。
若い頃と違って回復は遅いし、故障を治すことだけに専念できない制約がたくさんある。
長く続けられるんじゃないか、という推察。痛みがバロメーターとなり疲労度合いを測ることにもつながる。もちろん、故障が完治するに越したことは無いけどね。大人の故障を完治させるのって本当に難しいので、思考の転換も必要。
— zaki (@zaki84920) January 16, 2021
僕の場合
僕も3つの後遺症を持っていて、完治はしないものの違和感をバロメーターとしてうまく活用しています。
左・第5中足骨疲労骨折
故障したのは21歳の時。以後、左足小指の下部は少し出っ張りが残ってしまい、脹脛が疲労すると小指に痛みが走ります。
現在でも疲労度のバロメーターになっていますし、タオルギャザーにより脹脛深部をほぐすことにより多少改善します。
左・足底筋膜炎
故障したのは高2の時。こちらもタオルギャザーをしっかりやらないと、すぐに痛みが出てきます。
でもそのお陰で、足で綺麗なグーを作ることができるまで、アライメントは改善しました。
(でも足底筋膜炎が完治しないのは何故なんだ・・笑)
高校の時に足底筋膜炎を患ってから、タオルギャザーだけは走る前に必ず続けてきました。その結果、足でグーパーの見本ができるくらいには、可動域が広がってきたと思う。でもチョキはどうやってもできない。 pic.twitter.com/6RbXjE2C5G
— zaki (@zaki84920) August 22, 2018
左・大腿二頭筋肉離れによる変形
故障したのは高1の冬。今でもよく覚えている・・最初は何が起きたのか分からず、軽傷だったことが逆に災いして暫く練習を続けてしまった。
治療を開始した時には、時すでに遅し、という感じで1年間の休養を余儀なくされ、復帰時には目視でも分かるほど細くなっていた筋肉。
その後、筋トレ等で左右差を改善してきましたが、未だにその筋肉の形は違います。
そして筋トレをサボると、なぜかここから細くなる・・なので定期的なスクワットが欠かせません。
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こうした「なかなか完治しない痛みや違和感(後遺症)」があるおかげで、疲労し始めるタイミングが把握しやすくなりますから変に追い込みすぎたり、トレーニングを詰め込むこともしなくなりました。
僕の場合、究極は体幹トレーニングだと思っていて、体幹を鍛えることによって前後左右のバランスや姿勢が改善されて、こうした様々な後遺症を軽減させることが出来ています。
体幹を鍛えて全身のバランスを整えたことで、故障する頻度も大きく減りました。
痛みは完治させるに越したことはないのですが、痛みが完治しない大人の身体と上手く付き合っていくことも、考え方によっては良いことなのかもしれません。