こんにちは。スカイランナーいしざき(@zaki84920)です。
今年も走ってきましたよ。烏帽子バーティカルキロメーター!
SKYRUNNING VERTICAL年間シリーズの中で、もっとも距離の長い7.5km・累積標高1,200mを誇る(※)烏帽子のコースを攻略すべく、再チャレンジをしてきました。
※山頂標高2,066mも、シリーズでもっとも高いと思います。
2018年の反省
1時間09分38秒 19位/109人
2018年大会は、最初のロード(たぶん1.5kmぐらい)で頑張りすぎてしまい、結局目標としていた集団に残れたのは最初の20分程度。
そこから先は苦しい走り・・いつもなら走れそうな坂道でも結構な頻度で歩いてしまう状態で、後半何人もの選手に抜かれてしまいました。
2019年の結果
1時間08分16秒(-1分22秒) 20位/118人
昨年より記録は少し改善。
スタート直後のロードで頑張りすぎないように気をつけながら走っていったものの、やっぱり20分ぐらいでキツくなってしまいました。
20分というと、コース図でいうと3km手前のダラダラした部分あたり。
ここの区間は小刻みに登ったり下ったり、バーティカルではなく「トレラン」という雰囲気の場所ですが、
下りで全身を使って飛ばしすぎると、そのあとの登りが苦しい
という現象(原因は不明・・)に襲われやすい場面だったため、飛ばしすぎないよう、90%ぐらいの出力で進むことを心がけ、
今年は何とか35分まで、集団に残ることができました(これ結構な進歩!)
ランとパワーウォークの切り替え
富士登山駅伝→とにかく走り通す
バーティカル→ランとウォーク(パワーウォーク)を上手く切り替える
この話は過去の記事でも何度か解説しているのですが、バーティカルで強い選手は
- 基本的に最後まで走り通せる人
- パワーウォークが速い人
この二種類に分かれます(たぶん)。
今回のレースでは、ベテラン40代のスカイランナーの近くを走らせていただき、そのコツみたいなものを見させていただくことができたのですが、
基準とまではいかないものの「前半は思ったより早く歩きに切り替えている」という印象。
それでも、後半はかなりキツくなってしまいましたから、1時間を超えるレース全体を考えた配分をしているんだろう、ということがよく理解できました。
表題で「技術」と言っておきながら、大した答えは見つかっていないのですが、昨年のレースや今回の後半を経験して思うことは
ランもパワーウォークも、限度を超えて続けすぎると一気に切れる
ということ。
走り続けるのも、前半なのに限界近くで留まろうとすると、後半は歩くことすらできなくなるし、
パワーウォークもアレはあれで、いつまでも続けているとキツくなってきます(スピードがだんだん鈍ってくる)
その二つをうまく切り替えて、どちらかを連続使用しすぎない切り替えタイミングが上手にできるようになると、後半に力を温存しておけるようになる(一部想像)、というのが今回の学びでした。
バーティカル、山頂の景色は爽快!
バーティカルの醍醐味です。
一緒に写真を撮ってくれたみなさん、ありがとうございました!