「ランニングフォームをアドバイスする」ということ

こんにちは。ランニングコーチのいしざき(@zaki84920)です。

先日12/8に、さがみはらクロカン部のイベントで「ランニングフォーム撮影会」を行いました。

イベントそのものは、一応「フォームを撮影して動画をお送りする」というだけの名目ですが、ランニングコーチが動画を撮影、となるとどうしても「少しアドバイス的なものを・・」という雰囲気になります。

(あ、べつに嫌とかではないですよー!!どんどん聞いてください!)

 

もちろん、僕の目線で気づいたことがあればお伝えしたいし、それをお伝えしたことで喜んでいただけたら、とても嬉しいことなので、求められればばるべくお応えするようにしています。

ただ、フォーム動画を見てアドバイス・・って、結構難しいんです。

 

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左右の均等・不均等について

例えば、左右が不均等な走り方をするランナーがいたとして。

そもそも、人間の骨格・内臓は完全な左右対称ではありませんから、その「不均等」がご本人の骨格に対して素直な動き(=良いフォーム)なのか、無理をした結果の不均等なのか、それは丁寧に観察をしなければ、なかなか判別が難しいものです。

「不均等だから均等にしましょう」では、アドバイスではなく観察結果を伝えているだけですので。。

 

どのレベルを目指しているのか?

例えば、スピードに乗らないフォームを持つランナーがいたとして。

その方が目標とするレベルがサブ4であれば、そのくらいのスピード感でも良いかもしれません。

スピードが出せるということは、それだけ全体の筋力が強くなければなりませんから、メンテナンス(筋トレ、治療等)には時間もお金もかかります。故障のリスクも上がります。

だから、目指すレベルによっては「そのままで良い」となるし、高いレベルを目指すなら「もっとこうしなくては」となります。

 

まとめ

ランニングフォームのアドバイスは、動画を見て気になるところをただ言えば良い、というものではありません。

そのランナーの目指すもの、辿ってきた歴史、職業、生活リズムetc…考慮することがとても多く、僕がどれだけ把握できているかによって、アドバイスの質がハッキリと変わってきます。

 

初見で来られた方に対しても、できる限り動画で気が付けるポイントについてはお伝えするので、そこはご安心いただきたいのですが、

「じゃぁ具体的にどうすれば良いのか??」

という話になってくると、その組み立ては一筋縄ではいきません。

 

フォームに手を入れることには、常に一定のリスクがあり、そのリスクを受け入れてでも直すべきなのか?を考慮しておく必要があります。

 

ぜひ、さがみはらクロカン部に継続的に参加していただき(笑)、僕に様々な情報を教えてください。

 

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