普段、レースの「応援」に行くことの少ない僕ですが、ここ4年ほど、毎年現地まで応援だけに来ているレースがあります。
そのレースの名前は「神宮外苑24時間チャレンジ」
どんなレースかというと、名前の通り、神宮外苑を24時間走り続けるレース(笑)
朝11時にスタートし、翌日の11時までにどれだけの距離を走れるかを競うレースです。
多い人は200周近く!
1周1.3km少々の周回コースを、多い人では200周ぐらい回ります。
「そんなに走って飽きないの!?」と思うかもしれませんが、彼らはそんなレベルで闘っているわけではありません。
今日、僕が現地に到着したのは夜9時過ぎ。スタートしてから10時間ほど。
速い選手はすでに110kmほど、女子トップが100kmを回ったぐらいのタイミングで到着。
多くのランナーが予想以上に元気な表情で走っているのですが、さすがに100kmも走れば疲労も色濃く、足取りも重くなり始めています。
応援は必ず「夜」に行く
僕は毎年、必ず「夜」にこのレースの応援に行きますが、それには理由があります。
このレース、とにかく時間が長いですから、昼間には沿道にたくさん居た応援も、夜になるにつれてだんだんと減っていきます。
そんな ”寂しい夜” において少しでも、元気のきっかけになって、刺激になってくれれば、、そんな思いから、なるべく夜に予定がなければ応援に行くし、夜の予定が都内であれば終電前に寄るようにしています。
本当は、終電が終わったような深夜に行くのが、一番良いのでしょうけど、家が遠いのでなかなかやる勇気が持てません。。
今年、僕も夜通しレース「ハセツネCUP」を走ったので、夜に走り続けることがどれだけ辛いのかは、ある程度(比になりませんが)は分かるようになりました。
ロングレースはほとんど「全力走」をしませんから、激しい応援は不要。居て、話しかけてくれるだけで、とても力になります。
※実際、走られた方に話を聞くと、深夜の周回走は眠気との戦いで、走りながら寝そうになったり、気をぬくと垣根に突っ込みそうになったり、実際に突っ込んでいる人が居たりと、、かなり壮絶に、眠気と戦っているようです。。すごい。。
自分が自分のレースで得たものは、なるべくどこかでお返しをする。
そんな ”恩送り” ができるようなランナーでありたいものです。