30歳を過ぎて「自分には才能があるかも」と思ったがそれは幻想だった

こんにちは。デュアスリートのいしざき(@zaki84920)です。

「泳げない」ことを理由にトライアスロンを拒絶していた僕にとって、デュアスロンはすごく都合の良い競技。笑

幸い、バイクをお借りすることが出来たこともあり、

近場で開催される「カーフマン北関東」「カーフマン南関東」という2レースに参加することができました。

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カーフマン北関東:ビギナーの部

仮にもランニングコーチという身ではありますが、「デビュー戦」というのは人生で一度きり。

せっかくなのでビギナーの部で参加させていただくことにしました。

ビギナーの部は、後述の「エイジの部」や「エリートの部」より距離も短く、協会への登録も不要とあって、比較的手軽に参加できる種目です。

 

総合成績

38分42秒 ビギナーの部 2位

第1ラン:2km 6分49秒 1位通過
バイク:12km 24分20秒 3位通過(ラップ5位)
第2ラン:2km 7分33秒 (ラップ1位)

第1ランは、ほぼMUST要件となっていたトップ通過を何とか果たす(中学生には負けちゃったけど)。

バイクは6kmコースを2周。バイクシューズ履いてないし、ギアの切り替え方も分からない中で、1周目を終えるまでは一般トップを疾走。

 

2周目で2人に抜かれるものの、第2ランで1人をかわし、2位でフィニッシュ。

楽観的な僕はここで「おっ!これはもしかして才能あるかも!?」などとバカなことを考えてしまうのであります。

 

カーフマン南関東:エイジの部

エイジの部というのは年代別のことで、僕は30歳代の部で出場します。

ビギナー時代より距離も長くなり、かつ南関東の海沿いコースは強風になるのが通例とのことで、北関東とは全く異なる戦い方が必要なんだとか。

僕も、南関東に向けて、バイクシューズを調達し、ギアチェンジを覚え、万全の(?)体制で本番を迎えました。

 

総合成績

1時間39分13秒 エイジ(30代の部) 17位 総合 64位/308人中

第1ラン:5km 17分46秒 16位通過
バイク:28.8km 59分37秒 93位通過(↓77) ラップ129位
第2ラン:5.4km 21分59秒 64位(↑29) ラップ28位

 

まず、何よりも第1ランという、いわば「本職区間」で17位と惨敗。しかも撃沈とかではなく結構イーブンペースでの敗北。

もちろん、曲がり角や路面変化が多く、トラックのような記録が出せない条件ではありますが、タフなレースに脚が追い付いていない感もあり。

 

バイクはとにかく抜かれまくる。

北関東のアレは何だったんだ・・。あの当時、バイクもソコソコいけるかも!?なんて考えたのは全くの幻想だった。

スピードが違う。次元が全く違う。抜いていく人たちがあっという間に抜いていく。

もう何人に抜かれたことか・・数えきれないほど抜かれ、失意のまま第2ランへ。

そして第2ランでは両前モモを痙攣。そういえば北関東でも少し攣りかけてたか。。

ぜんぜんペースが上がらない。はっきりと『俺、遅い。。』と分かる。

 

黄色い応援団!に元気を貰いながら、なんとかフィニッシュ。

楽しかったのは応援団の皆さんのおかげ。レースそのものは、疲れ切ってしまった。そんな感じ。

 

<途中の記述は削除しました>

 

本題:30歳を過ぎて「自分には才能があるかも」と思ったらそれは幻想である

北関東で、その下の下「ビギナー」で2位になってしまったことで、

大変恥ずかしながら、僕は「ちょっとデュアスロンの才能あるかも」なんて浅はかな考えを持ってしまった。

 

でも、冷静に考えてみれば、本当に才能があれば、30歳より前に何らか芽を出しているのが普通だと思う。

 

もちろん、晩成型という選手、隠れた才能がお年を召してから表に出てくるようなパターンはあるかもしれないけど、

それを楽観的に考えすぎるのは、あまりにも甘すぎるし、その道の先人たちに失礼なことである。

 

上の方で戦っている人たちは、間違いなく、全員が努力をしている。

僕には想像できないほど、真摯に取り組み、工夫を重ねている。

「才能」という能力は、その努力が続けられるかどうか、その一点だと思った方が良い。

 

頭でわかっているはずのことを、身をもって思い知らされた。

そんな日曜日。

 

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